菊沢こども食堂 森のこびと
菊沢こども食堂森のこびと 代表 加藤美智子さん
2017 年 10 月 16 日鹿沼で一番先に誕生した子ども食堂
毎週月曜日開設しています。現在はコロナ影響でお弁当のテイクアウト形式で毎回、70 食程度を提供しています。
お弁当は一個 300 円ですが、栄養のバランス考えて、米食にこだわっています。また、和食ならではの煮物や、うまみを引き出す調理を目指し、子どもから大人まで残さずに食べきる献立としています。厨房は 4 ~ 6 名が担当し、午前中から仕込みをします。お米は農家のみなさまから提供があり、本当に助かっています。共通無料券を利用する利用者さんも増えて、大変喜ばれています。
昨年は、コロナウイルス蔓延時に、お弁当の配食支援を数か月行いました。鹿沼市社協やこども総合サポセンとの連携で実現しました。今後も、定期的な訪問は必要で、丁寧な対応が望まれるかと思います。
日本の子どもの貧困率を聴いて耳を疑った
こんなに物があふれ、便利な世の中にも関わらず、子ども達の環境が脅かされている現実を知って、愕然としました。それならば、空いている事務所を利活用し、お弁当(予約制)提供がきればと考えました。また、ネットワークをつくり、食品ロスをなくしたいと考えました。
子ども達の環境には、多くのおとなと合わせる場が大切だとおもいました。そこで、できるだげ孤食を避けるために子どと大人と一緒に食卓を囲む居場所をつくりました。すると、おとなもこどもも非常にいい笑顔になり、本当にこころからすばらしい環境となりました。また、共通無料券を創ったことで、利用者はどこの子ども食堂でも利用できるようになりました。
学校と地域とネットワークしてはじめて、本当の子ども支援ができます
朝ごはんを食べてこないこども。若者。食事が孤食なこども若者・・
そんなこどもたち若者たちの安心安全な居場所として子ども食堂はあります。これからもそのような場を大切に育みたいと考えます。地元スーパーや企業のみなさまと連携し、また、社会福祉協議会や行政とも連携し、民間だからできることを丁寧にしてゆきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
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県西地域コーディネーター 大出さん
立ち上げの苦労は、次のこども食堂誕生に活かせると森のびとのスタッフはみんな元気な肝っ玉母さん軍団です。
毎週月曜日 の厨房は笑いが絶えないそうです。そんなみなさまが作るお弁当は、間違いなくおいしいに決まっています。毎回 70 食を提供しているそうで、安定型子ども食堂のお手本です。