こども未来食堂 風の子

総合マネージャー さとうひろこさん

こども未来食堂 風の子

家族の団らんやこどもたちに楽しかった思い出として残る時間の提供を大切にこども食堂を運営しています。

かつての地域のつながりを子供達に

昭和の時代は学校帰りに近所の家に寄って遊んだり、おやつを食べたりしていました。その中で地域の子ども達は大人と関り、見守られてきました。 まずは当時の楽しかった思い出を再現したい。また、一人っ子の孫の為に色々な人と の繋がりを与えたい、子ども同士のふれあいの場を作りたいと思い始めました。

子ども達のお父さん・お母さんには毎日の家事や仕事で忙しい日々から抜け出して、子ども達とゆっくりご飯を食べる時間を作りたかったのです。

普段は嫌いなものを食べないお子さんも隣の子が食べているのを見て嫌いなものも頑張って食べる姿も見えました。

こども食堂を始める際には親族に声をかけて、一家総出で活動しています。 今では様々な方から寄付を頂き、時にはおもちゃなどの寄付もあり、それを子ども達にはビンゴ大会やレクリエーションなどで届けています。

学校帰りに安心して過ごせる居場所

キッズカフェの開催も予定しています。子ども達が学校帰りに立ち寄れて、みんなでおやつを食べたり宿題をしたりなど、それぞれの過ごし方ができる場を作りたいと考えています。 また親御さんたちにとって、お仕事終わりに家事の忙しさから少し抜け出し、お子さんと触れ合い、向き合える時間を食を通して提供していきたいと思っています。 イベントとして、店内でおでんや綿あめなどを模擬店風に行い、これからも子供たちに楽しんでもらえる食を提供していきたいと考えています。

学校や部活動、習い事、家庭などの場所に加えて、地域 の居場所での様々な人との出会いが、これから成長していく上での糧になってくれれ ばいいなと思います。 また、子供同士のつながりや楽しかった思い出などもこの場所で培ってもらえたら嬉しいです。

 

団体の概要はこちら

通常時 17:30~、18:30~の2部制。 長期休み中は昼にも開催
 ※コロナ感染拡大防止対策:人数制限/要予約制。開催日時なども含め利用される際は事前にご連絡ください。

取材 角田隼也

ご親族の方々と一緒に活動されているという事で、ここに来た子供達もある意味家族を感じながら過ごせる場所だと思いますし、カフェとしての営業もあることから大人も子供も安心して利用できる素敵な場所だと思います。