誰もが安心できる暮らしを社会全体で支える|とちぎ 子ども・若者・地域 支援ネットワーク 誰もが安心できる暮らしを社会全体で支える|とちぎ 子ども・若者・地域 支援ネットワーク
子どもだけでも安心していける|子ども食堂 子どもだけでも安心していける|子ども食堂
みんなが安心して学べる場所と機会|学習支援 みんなが安心して学べる場所と機会|学習支援
全ての子どもたちに自然体験の機会|体験活動 全ての子どもたちに自然体験の機会|体験活動
人とのつながりを感じられる社会|居場所提供 人とのつながりを感じられる社会|居場所提供
まだ食べられる食品を、困っている誰かへ|フードバンク まだ食べられる食品を、困っている誰かへ|フードバンク

誰もが安心して暮らせるとちぎをつくるため、みなさんのご協力をお願い致します 誰もが安心して暮らせるとちぎをつくるため、みなさんのご協力をお願い致します

日本の子どもの相対的貧困率は「7人に1人」にのぼり、また新型コロナウイルスの影響で解雇・雇止めになった人は2021年1月に8万人を越え、いまだに増え続けています 。2020年秋以降には若者や女性の自殺率が急上昇するなど、社会情勢は不安極まりない状況です。 コロナ禍の影響により顕著になったのは、経済や生活の格差だけでなく教育や心の安定の格差でした。

地域でコツコツと頑張って活動している団体は多いですが、活動の性質上、外部への発信が難しいことも多々あります。本ネットワークは、県内のそうした活動をご紹介し、皆さんと一緒に「誰もが安心できる暮らし」を社会全体で支える仕組みの充実を目指しています。

インタビュー

活動されている団体や応援してくださる企業、団体の方をご紹介します。

 

とちぎ夢アグリ

合同会社とちぎ夢アグリ 代表吉澤 崇さん(写真右) とちぎ夢アグリ 3年前、栃木県農政部のO Bが中心となって出資し、農業法人(合同会社)を立ち上げました。あまり使われていない農地を活用し生産活動する中で、農村地域の活性化につながればと立ち上げた組織です。 月に10日程度の作業日を決め、平均5名ほどが集まって農作業をしています。9反歩の畑を借りており、今年の夏は、ジャガイモ、日光トウガラシ、カボチャの収穫・出荷と続き、秋になりさつま芋、里芋の収穫がメインとなっています。大根の種も蒔いているのでもうすぐ収穫が始まる予定です。一番面積が大きいのは里芋・さつま芋ですので、作業的には今が一番人の手が必要な時期です。収穫したお野菜は直売所やJ Aを通して県内のスーパーなど12ヶ所に出荷しています。   儲けるというより、地域の活性化、農業の魅力を知ってもらうために始めた事業なので、自分たちが作った作物を上手く活用して頂ければと思っています。農業振興公社で実施している農業体験「さつま芋収穫体験」などを受け入れている他、初年度より矢板のNPO法人とコラボレーションし、先方は農作業のお手伝いを行い、私たちは収穫したお野菜を子ども食堂へ提供しています。先日も6人で畑に来て里芋の収穫のお手伝いしてくださり、とても助かりました。また、今年度より宇都宮市内の子ども食堂にもお野菜の提供を始めました。 収穫作業が間に合わなく、いろんな団体に声をかけさせてもらった中に「しごとや」(栃木県若年者支援機構が実施する若者を対象とした就労支援プログラム)がありました。農業体験や研修の場所として活用してもらうのは、我々の活動趣旨ともピッタリでした。 農作業を通して色々学んでもらえれば良いなと思っています。4回連続で来ている方もいて、作業に慣れてきた様子です。屋内の作業と違い、外の広々とした場所での作業なので精神的にも良いと思います。 最近では求人を行っている農業法人も増えてきているので、そういった所で働いた後、将来的に独立するのもあり得るのかなと思います。   これから 事業を立ち上げて3年目を迎え、理想とする形に近づいてきましたが、まだ作業的に間に合わないこともあります。いろんな人が手伝いに来てくれると作業も捗るため、今回若い人たちが来てくれて非常に助かっています。 これからもいろんなところとコラボレーションしたいと考えていて、今年は栃木市の福祉団体とも繋がったので、上手く連携していきたと思います。この様な連携を広げることが「農業を通した地域の活性化」に繋がっていくと期待しています。

 

ちゅんちゅんこども食堂 すずめのす

様々な「体験」ができる子ども食堂を 毎月第2・第4火曜日、17:30-20:00に食事の提供と子どもの遊びを行っています。学習支援の希望があれば、学習支援も行 います。 参加者は未就学児から低学年が多く、小学6年生までいます。ボールプールや滑り台などの遊びが人気です。ソフトチャンバラなどをやって元気に遊ぶ子どもたちもいます。 コロナ前は40人程度おり、コロナがあってからは多少減りましたがそれでも30人程度 はきてくれています。  建物は元飲食店で、改修には多くのお金がかかる予定でした。しかし、多くの方が共感してくれて、いろいろな人のボランティアや寄付などで低額で改修を行っ ていただき、当初の予定よりも遥かに安い金額で始めることができました。  コロナの流行時は、食堂で食べることはお休みにして、お弁当を取りに来てもらったり、配達したりしています。お弁当の時には、同居の家族にも提供ができるため、1 00食近い提供となっています。  お弁当のサイズはかなり大きめのサイズにしていて、調理は主婦の方や会社員、学生など全体で約20名がボランティアでやってくれています。長期休みには中学生が手伝ってくれることもあります。  お弁当提供では、わずかな時間に少しでも子供と触れ合えたり、楽しみを作れるよう に、例えば、バレンタインの日は、お弁当と合わせてチョコの掴み取りを行うなど 行事を考えています。 また、食堂から徒歩1分の距離に公民館があり、そこで遊ぶ時間も大切にしています。   貧困による搾取をなくす 子どもの貧困問題は、人口減少に大きな影響を与えていると思っています。政策面での提案などと合わせて、まずは自分で動いてみよう、という思いから始めました。  いろいろ調べていく中で、キッズハウスいろどりさんが運営しているこども食堂連絡会に参加しました。そこでノウハウを学び、それからボランティアを募集、物件を探して開始に至りました。物件を探すのも大変でしたが、大家さんの理解をいただき、開設することができました。  子どもの貧困については、調べている中で、貧困家庭ではいろいろなものが剥奪されていることがわかりました。家族旅行や季節行事など、様々な体験の剥奪という状況 があります。結果、自己肯定感の消失に繋がり、子ども自身が「頑張っても報われない」と思ってしまいます。  子どもの自己肯定感が下がることだけは、なんとしても変えなきゃいけないと感じま した。体験・つながりの入り口として、「食べる」からという考えを聞き、こども食堂の開設に至りました。  経営していく中では、苦労もたくさんありました。 それでも、子どもの喜びや、子ども自身が変わっていく姿を見ていると、続けていか なくては行かなければいけない、と強く思います。 体験に力を入れた子ども食堂を もともと、BBQや夏祭りなど、体験活動に力を入れてきました。これからも感染拡大の状況を見ながら、体験の機会を多く増やして、子どもの自己肯定感をあげられる ように努力していきたいです。また、他のの団体とも連携して、体験の場を作ってい きたいです。 運営責任者 中塚英範さん 活動の概要はこちら   取材:濱野将行 「子どもを幸せにしたい」という中塚さんの強い思いを感じました。子供達一人一人が変化し、さらに次の子どもたちにつながるような、とても心が温まる活動のお話を聞くことができました。

 

若草ひかり食堂

施設職員 山口綾佳さん 若草ひかり食堂 社会福祉法人同愛会が母体となり運営しています。 活動場所である「コミュニティサポートセンターひかり」では、地域で暮らす障がいのある方々に対し、日中活動の場や就労訓練、相談支援等を提供しています。施設を使っていない夕方に、こども食堂を行っています。 障がい事業の利用者さんが食堂に参加することもあり、様々な交流を生み出しているのが特徴です。 以前は、週に一回、毎週水曜日に食堂を開催し、 子どもだけではなく、近隣の方にも参加してもらい、みんなでレクリエーションやゲ ームなどの季節行事、そして終わった後にご飯を食べて、一緒に片つけを行っていました。 また、工作やレクリエーションなどには準備が必要ですが、日中施設に通所している障がいのある方にも手伝ってもらっています。準備をしてもらったもので楽しむ子ども達の写真などをみてもらうと皆さん喜ばれ、意欲の向上に繋がっているようです。 コロナ禍では、感染対策により一緒に食事が出来ないため、お弁当の配布を行っています。 費用は大人200円、お子さん100円で、毎回30食以上のお弁当を配布しています。   事業では解決できない課題を解決 社会の課題が複雑化しているのを感じています。地域に貢献する仕事がしたいという思いもあり、どんな貢献ができるかを考えていました。法人として、保育や学童も行っていていますが、それぞれの枠の中では 解決できない課題がありました。事業だけでは解決できない課題を解決するためにど うすればいいか、という話し合いを職員間でしてきました。 そんな中こども食堂の情報を耳にし、職員の中からもやりたいという声が上がり、話 し合いの結果活動を始めるに至りました。 「こども食堂」とはなっていますが、子どもだけではなく、地域の高齢者や障がいのある方なども含めた地域住民の方々の交流を進めていきたいです。 また、こういった活動を通して、地域に福祉人材を育てていきたいです。 地域の活動の中でいろいろな人に出会い、地域住民の障がいのある方への理解が広まったり、福祉に対する魅力が伝わると思います。 実際、食堂に来ている子どもたちからも「将来福祉の仕事をやってみたい」などの声もありました。活動の中で福祉の魅力が伝わり、福祉に携わるきっかけになったり、より良い地域を作ろう とする人が増えていってくれると嬉しいです。 継続した活動と、居場所作り コロナが開けたらみんなで一緒に食べたいです。子どもたちからも、お弁当配布の際に「いつ一緒に食べられるの?」と聞かれます。こども食堂の大切な役割の一つに「居場所作り」があると思います。お弁当の配布に限ると、居場所作りはなかなかできないので、心苦しいです。コロナの様子を見ながら、徐々に再開できるように頑張りたいです。 お弁当を作ってくれる栄養士さんからも、地元の野菜などを活用した食育などの話が 出ていました。地元の野菜などをご寄付いただければ、それを活用した料理を作り、子どもたちにも地元の良さを伝えていきたいです。 また、こういった活動をしっかり「継続」していくことも大切だと思います。継続して活動ができるように体制を整えていきたいです。  団体の概要はこちら   取材:濱野将行 障がいのある方や、高齢の方も一緒に食事をしたり、作業を通じて繋がれ る関係性が素敵だと思いました。 社会福祉法人としての取組らしさが出ていて、聞いていて楽しい活動でした。 

コラボ事例のご紹介

物品寄付とは別の支援の形。
支援企業・団体とのコラボ事例をご紹介致します。

 

半田農園×キッズハウスいろどり じゃがいも収穫祭2020

6月下旬、半田農園様のご協力のもと、宇都宮市瓦作地区でじゃがいもの収穫祭を開催しました。 広報開始直後に想像以上に申込みが殺到し、一瞬で定員に達しました。緊急事態宣言解除後だったこともありますが、初めての方も多く、これだけ多くの方が自然の中で体を動かせる活動の機会を必要としていることを実感しました。天気にも恵まれ、当日は8家族、30名、子どもは2歳から12歳までが集まりました。 じゃがいもの大きさグランプリが開催され、一番大きなじゃがいもを掘った子どもには、半田農園さんからプレゼントが用意されました。競争となると子どもたちはいつも以上に頑張ります!大人を置いて、目を輝かせて奥のほうまで探しにいきます。自分の手のひらよりも大きなじゃがいもを両手いっぱいに抱え、真剣な表情のこどもたち。広い畑のじゃがいもを最後まで収穫することができました。 昼食は、一緒に汗を流したみんなと、トルネードポテトやサンドイッチなどを美味しくいただきました。 最後にドキドキのグランプリ結果発表を行い、野菜のプレゼントもいただいて、収穫したじゃがいもをお土産にいただきました。こうした収穫の経験が子どもたちの野菜への興味を育ててくれることを願っています。 「いろどり通信より」

 

カルビー株式会社×昭和こども食堂 新年会こども食堂2 0 2 0

カルビー株式会社様協賛による「新年会こども食堂2 0 2 0 」を開催しました。 参加した子どもたちは4 歳から中学生まで2 2 人、カルビー株式会社様からも社員の皆さんがボランティアでたくさん来てくださり、約4 0 人で楽しい時間を過ごすことができました。 新年会をテーマにご飯や遊びを企画しました。子どもたちと一緒に作れる巻きずし、おもち、そしてカルビーの方が用意して下さったケーキの飾りつけをしました。好きな具材を詰め、ぎゅうぎゅうと力を入れて巻いていくのは子どもたちには少し難しかったようですが、ボランティアさんと一緒に頑張ってたくさん作ってくれました。 ゲームには福笑いやブンブンゴマ、ポチ袋釣り、ストラックアウトが並び、いつも参加してくれている子も新しい遊びを満喫できたようでした。 いつも来てくれる子もイベント時に顔を見せてくれる子も、たくさんの大人との関わりを一緒に楽しむという時間を共有することができました。 「いろどり通信より」