誰もが安心できる暮らしを社会全体で支える|とちぎ 子ども・若者・地域 支援ネットワーク 誰もが安心できる暮らしを社会全体で支える|とちぎ 子ども・若者・地域 支援ネットワーク
子どもだけでも安心していける|子ども食堂 子どもだけでも安心していける|子ども食堂
みんなが安心して学べる場所と機会|学習支援 みんなが安心して学べる場所と機会|学習支援
全ての子どもたちに自然体験の機会|体験活動 全ての子どもたちに自然体験の機会|体験活動
人とのつながりを感じられる社会|居場所提供 人とのつながりを感じられる社会|居場所提供
まだ食べられる食品を、困っている誰かへ|フードバンク まだ食べられる食品を、困っている誰かへ|フードバンク

誰もが安心して暮らせるとちぎをつくるため、みなさんのご協力をお願い致します 誰もが安心して暮らせるとちぎをつくるため、みなさんのご協力をお願い致します

日本の子どもの相対的貧困率は「7人に1人」にのぼり、また新型コロナウイルスの影響で解雇・雇止めになった人は2021年1月に8万人を越え、いまだに増え続けています 。2020年秋以降には若者や女性の自殺率が急上昇するなど、社会情勢は不安極まりない状況です。 コロナ禍の影響により顕著になったのは、経済や生活の格差だけでなく教育や心の安定の格差でした。

地域でコツコツと頑張って活動している団体は多いですが、活動の性質上、外部への発信が難しいことも多々あります。本ネットワークは、県内のそうした活動をご紹介し、皆さんと一緒に「誰もが安心できる暮らし」を社会全体で支える仕組みの充実を目指しています。

インタビュー

活動されている団体や応援してくださる企業、団体の方をご紹介します。

 

ちゅんちゅんこども食堂 すずめのす

様々な「体験」ができる子ども食堂を 毎月第2・第4火曜日、17:30-20:00に食事の提供と子どもの遊びを行っています。学習支援の希望があれば、学習支援も行 います。 参加者は未就学児から低学年が多く、小学6年生までいます。ボールプールや滑り台などの遊びが人気です。ソフトチャンバラなどをやって元気に遊ぶ子どもたちもいます。 コロナ前は40人程度おり、コロナがあってからは多少減りましたがそれでも30人程度 はきてくれています。  建物は元飲食店で、改修には多くのお金がかかる予定でした。しかし、多くの方が共感してくれて、いろいろな人のボランティアや寄付などで低額で改修を行っ ていただき、当初の予定よりも遥かに安い金額で始めることができました。  コロナの流行時は、食堂で食べることはお休みにして、お弁当を取りに来てもらったり、配達したりしています。お弁当の時には、同居の家族にも提供ができるため、1 00食近い提供となっています。  お弁当のサイズはかなり大きめのサイズにしていて、調理は主婦の方や会社員、学生など全体で約20名がボランティアでやってくれています。長期休みには中学生が手伝ってくれることもあります。  お弁当提供では、わずかな時間に少しでも子供と触れ合えたり、楽しみを作れるよう に、例えば、バレンタインの日は、お弁当と合わせてチョコの掴み取りを行うなど 行事を考えています。 また、食堂から徒歩1分の距離に公民館があり、そこで遊ぶ時間も大切にしています。   貧困による搾取をなくす 子どもの貧困問題は、人口減少に大きな影響を与えていると思っています。政策面での提案などと合わせて、まずは自分で動いてみよう、という思いから始めました。  いろいろ調べていく中で、キッズハウスいろどりさんが運営しているこども食堂連絡会に参加しました。そこでノウハウを学び、それからボランティアを募集、物件を探して開始に至りました。物件を探すのも大変でしたが、大家さんの理解をいただき、開設することができました。  子どもの貧困については、調べている中で、貧困家庭ではいろいろなものが剥奪されていることがわかりました。家族旅行や季節行事など、様々な体験の剥奪という状況 があります。結果、自己肯定感の消失に繋がり、子ども自身が「頑張っても報われない」と思ってしまいます。  子どもの自己肯定感が下がることだけは、なんとしても変えなきゃいけないと感じま した。体験・つながりの入り口として、「食べる」からという考えを聞き、こども食堂の開設に至りました。  経営していく中では、苦労もたくさんありました。 それでも、子どもの喜びや、子ども自身が変わっていく姿を見ていると、続けていか なくては行かなければいけない、と強く思います。 体験に力を入れた子ども食堂を もともと、BBQや夏祭りなど、体験活動に力を入れてきました。これからも感染拡大の状況を見ながら、体験の機会を多く増やして、子どもの自己肯定感をあげられる ように努力していきたいです。また、他のの団体とも連携して、体験の場を作ってい きたいです。 運営責任者 中塚英範さん 活動の概要はこちら   取材:濱野将行 「子どもを幸せにしたい」という中塚さんの強い思いを感じました。子供達一人一人が変化し、さらに次の子どもたちにつながるような、とても心が温まる活動のお話を聞くことができました。

 

若草ひかり食堂

施設職員 山口綾佳さん 若草ひかり食堂 社会福祉法人同愛会が母体となり運営しています。 活動場所である「コミュニティサポートセンターひかり」では、地域で暮らす障がいのある方々に対し、日中活動の場や就労訓練、相談支援等を提供しています。施設を使っていない夕方に、こども食堂を行っています。 障がい事業の利用者さんが食堂に参加することもあり、様々な交流を生み出しているのが特徴です。 以前は、週に一回、毎週水曜日に食堂を開催し、 子どもだけではなく、近隣の方にも参加してもらい、みんなでレクリエーションやゲ ームなどの季節行事、そして終わった後にご飯を食べて、一緒に片つけを行っていました。 また、工作やレクリエーションなどには準備が必要ですが、日中施設に通所している障がいのある方にも手伝ってもらっています。準備をしてもらったもので楽しむ子ども達の写真などをみてもらうと皆さん喜ばれ、意欲の向上に繋がっているようです。 コロナ禍では、感染対策により一緒に食事が出来ないため、お弁当の配布を行っています。 費用は大人200円、お子さん100円で、毎回30食以上のお弁当を配布しています。   事業では解決できない課題を解決 社会の課題が複雑化しているのを感じています。地域に貢献する仕事がしたいという思いもあり、どんな貢献ができるかを考えていました。法人として、保育や学童も行っていていますが、それぞれの枠の中では 解決できない課題がありました。事業だけでは解決できない課題を解決するためにど うすればいいか、という話し合いを職員間でしてきました。 そんな中こども食堂の情報を耳にし、職員の中からもやりたいという声が上がり、話 し合いの結果活動を始めるに至りました。 「こども食堂」とはなっていますが、子どもだけではなく、地域の高齢者や障がいのある方なども含めた地域住民の方々の交流を進めていきたいです。 また、こういった活動を通して、地域に福祉人材を育てていきたいです。 地域の活動の中でいろいろな人に出会い、地域住民の障がいのある方への理解が広まったり、福祉に対する魅力が伝わると思います。 実際、食堂に来ている子どもたちからも「将来福祉の仕事をやってみたい」などの声もありました。活動の中で福祉の魅力が伝わり、福祉に携わるきっかけになったり、より良い地域を作ろう とする人が増えていってくれると嬉しいです。 継続した活動と、居場所作り コロナが開けたらみんなで一緒に食べたいです。子どもたちからも、お弁当配布の際に「いつ一緒に食べられるの?」と聞かれます。こども食堂の大切な役割の一つに「居場所作り」があると思います。お弁当の配布に限ると、居場所作りはなかなかできないので、心苦しいです。コロナの様子を見ながら、徐々に再開できるように頑張りたいです。 お弁当を作ってくれる栄養士さんからも、地元の野菜などを活用した食育などの話が 出ていました。地元の野菜などをご寄付いただければ、それを活用した料理を作り、子どもたちにも地元の良さを伝えていきたいです。 また、こういった活動をしっかり「継続」していくことも大切だと思います。継続して活動ができるように体制を整えていきたいです。  団体の概要はこちら   取材:濱野将行 障がいのある方や、高齢の方も一緒に食事をしたり、作業を通じて繋がれ る関係性が素敵だと思いました。 社会福祉法人としての取組らしさが出ていて、聞いていて楽しい活動でした。 

 

とちぎYMCA「つぼみ食堂」

学生主体の子ども食堂に向けて 「つぼみ食堂」は、R4年の3月に始まる予定の子ども食堂です。現在進行形で細かいところを決めているところです。曜日は未定ですが、月に一回か二回程度から始めたいと思っています。 食べ物がなくて困っている人はもちろんですが、子どもたちの中には、学校と家の行き帰りだけで息が詰まってしまう子どももいると思います。学校が合わない子も、家庭などに居場所がない子も、気軽に来られる場所にしていきたいです。お兄さんお姉さんに悩みを相談したり、関係性の中で心の居場所が作れると嬉し いです。 「貧困」はお金の面だけではないので、どんな子でもこられるような、来やすい雰囲気の場所を作っていきたいです。 さらに、子どもだけではなくいろいろな世代が集まる場所にもしていきたいです。 居場所を求めているのは子どもだけではないので、子どもを中心にいろいろな世代にとっての居場所を目指しています。 今は、毎週火曜日に2時間程度、話し合いをしています。「つぼみ」というグルー プは、YMCAが母体となった高校生のグループです。県南、県北など、いろいろな 地域から集まっています。アドバイザーとして 職員もいますが、高校生の主体性を大切にしています。「みんなやる気があり、互いに刺激しあえるチームです。 子どもにとってのもう一つの居場所を作りたい つぼみの活動を考えていく中で、子どもの貧困について考える機会が多かったです。 自分たちは当たり前のように学校に行ってご飯食べているけど、それができない子どもがいる。居場所がない子どもがいる。そんな子たちに対して、ちゃんと栄養を取りなが ら、自分の居場所だと思える場所を作りたいと思いました。年間の活動計画を立てる ときに、子ども食堂の話が出て、メンバーの中でやりたいという声が多数あり、やることが決定しました。最初は夏頃にやる予定でしたが、コロナの影響で一度は厳しいかという話になり、あきらめかけた時もありました。しかし、それでもメンバーの中で やりたい気持ちが強く、話し合いを重ねていった結果、改めて開設して実施していく方向で話が進みました。 それから、YMCAの中で大人の方からも様々な話を聞いて学び、貧困のいろいろな 側面についても知っていきました。学生の団体なので、資金の問題や運営方法の問題 など、考えるべきことはたくさんあります。それでも、大人の方々に相談をして試行錯誤しながらやっていきたいと想っています。 「つぼみ食堂」オープン!  2022年の3月に子ども食堂をオープンする予定です。私たちの学生団体名「つぼみ 」にちなんで、「つぼみ食堂」というネーミングです。それまでの準備として、食品を提供してくれる場所を増やしていく必要があります。場所は「トライ東」で決まりました。また、アレルギーのある子どももいるので、そういった子たちへの対応も考えていきたいです。 また、みんなでポスターを作成したり、SNSを活用したりして周知していきたいと 思っています。 運営資金に関してもみんなで話し合っているところで、これから詰めていかなくて はなりません。とりあえずは、YMCAの関連団体からの補助を頂いて運営する予定で す。 いろいろな立場の人に届く活動をしたい 「子ども食堂」と一口に行っても、たくさんのあり方があると思います。私たちは、 まだまだ若い団体ですが、いろいろな立場の人に、1人でも多く届けたいです。その ためにも、学生団体らしい発信の仕方で活動をみんなに伝えていきたいと思っていま す。 私たち自身も感じていますが、子どもにとっては、家庭と学校以外の第3の居場所が 必要だと思います。子どもが相談したいと思っても大人に急に相談するのはハードルが 高く、気軽には相談できません。つぼみ食堂では、子どもが悩んだ時に気軽にお兄ちゃんお姉ちゃんの年齢の自分たちに相談できる空気を作っていきたいです。そして、 家庭内の課題を早期発見できるような体制が理想です。YMCA内には様々な組織があるので、課題があったときにはそういった組織と連携して対応していきたいです。 とちぎYMCA 高校生ボランティアグループ「つぼみ」担当スタッフ 阿久津知志さん(※令和3年度現在) 団体の概要はこちら ※スタートし、2023年3月まで毎月1回開催予定。       取材:濱野将行 高校生主体の活動というところに、とても驚きました。インタビューの時 も、高校生一人ひとりの主体性を実感しました。子どもにとっては、 斜めの関係にしか出せない自分がいるはずなので、つぼみ食堂は全国的にも非常に貴 重な存在だと思います。  

コラボ事例のご紹介

物品寄付とは別の支援の形。
支援企業・団体とのコラボ事例をご紹介致します。

 

半田農園×キッズハウスいろどり じゃがいも収穫祭2020

6月下旬、半田農園様のご協力のもと、宇都宮市瓦作地区でじゃがいもの収穫祭を開催しました。 広報開始直後に想像以上に申込みが殺到し、一瞬で定員に達しました。緊急事態宣言解除後だったこともありますが、初めての方も多く、これだけ多くの方が自然の中で体を動かせる活動の機会を必要としていることを実感しました。天気にも恵まれ、当日は8家族、30名、子どもは2歳から12歳までが集まりました。 じゃがいもの大きさグランプリが開催され、一番大きなじゃがいもを掘った子どもには、半田農園さんからプレゼントが用意されました。競争となると子どもたちはいつも以上に頑張ります!大人を置いて、目を輝かせて奥のほうまで探しにいきます。自分の手のひらよりも大きなじゃがいもを両手いっぱいに抱え、真剣な表情のこどもたち。広い畑のじゃがいもを最後まで収穫することができました。 昼食は、一緒に汗を流したみんなと、トルネードポテトやサンドイッチなどを美味しくいただきました。 最後にドキドキのグランプリ結果発表を行い、野菜のプレゼントもいただいて、収穫したじゃがいもをお土産にいただきました。こうした収穫の経験が子どもたちの野菜への興味を育ててくれることを願っています。 「いろどり通信より」

 

カルビー株式会社×昭和こども食堂 新年会こども食堂2 0 2 0

カルビー株式会社様協賛による「新年会こども食堂2 0 2 0 」を開催しました。 参加した子どもたちは4 歳から中学生まで2 2 人、カルビー株式会社様からも社員の皆さんがボランティアでたくさん来てくださり、約4 0 人で楽しい時間を過ごすことができました。 新年会をテーマにご飯や遊びを企画しました。子どもたちと一緒に作れる巻きずし、おもち、そしてカルビーの方が用意して下さったケーキの飾りつけをしました。好きな具材を詰め、ぎゅうぎゅうと力を入れて巻いていくのは子どもたちには少し難しかったようですが、ボランティアさんと一緒に頑張ってたくさん作ってくれました。 ゲームには福笑いやブンブンゴマ、ポチ袋釣り、ストラックアウトが並び、いつも参加してくれている子も新しい遊びを満喫できたようでした。 いつも来てくれる子もイベント時に顔を見せてくれる子も、たくさんの大人との関わりを一緒に楽しむという時間を共有することができました。 「いろどり通信より」