フードバンクもおか

フードバンクもおか リーダー 石田さん

フードバンクもおかの活動は、真岡市内で他のNPOや市民活動の中間支援を行うNPO法人まわたの1事業として行われています。フードバンクもおかのリーダーである石田さんに話を伺いました。

 

活動をはじめた経緯

石田さんは長く東京で働いた後、真岡市に戻って来ました。勤め期間はできなかったやりたいことをやろうと、とちぎボランティアネットワークが行っていたワーキングスクール(若者の就労支援活動)などのボランティア活動を始めました。それから、たくさんの若者たちや地域で困りごとを抱えている人たちと出会い、何が必要かを考え試行錯誤をしてきました。若者を支援していても家庭の問題にぶつかる、困窮の問題に向き合わざるを得ない、そんな経験を幾度もしました。困窮している人たちを支えるフードバンクの活動が、真岡、芳賀地区にもあったほうがいいと考え、2018年4月に活動を立ち上げました。

 

 

これまでの活動

活動開始時は、食料寄付協力1社でしたが、活動を始めると、たくさんの協力をしてくれる人が現れました。市役所こども家庭課、地元の社会福祉協議会との連携体制も築くことができました。フードバンクもおかの活動を一緒に切り盛りしてくださる会員も20人以上集まりました。2020年8月には、県下一斉食品配布キャンペーンに参加、食品セットを68セット配布しました。同年9月には単独での食品配布キャンペーンを実施することができ、123セットの食品セットを配布しました。こうした支援を必要としている人たちがたくさんいるということも改めて実感する機会となりました。現在も食品配布キャンペーンの定期開催を真岡市で行いながら、近隣の益子町での配布会の実施や、市内の子ども食堂や福祉施設への食品寄付などにも取り組んでいます。

活動の充実にあわせて、ありがたいことに食品寄付の量も増えました。2020年には、約3,000kgの寄付を受け取ることができました。自治体や企業からの災害用備蓄品の寄付など新しい寄付の形もできました。

これから

今後も活動を継続してけるようにみんなで活動に取り組んでいきたい。より多くの人たちを支えることができるように活動を充実させていきたいです。そのために、資金的な課題はありますが、フードバンクもおかの倉庫を持てるようになりたいと考えています。また、若い人たちに活動に参加していただきたいと思っています。こうした活動を長く続けていけるように、若い人たちと一緒に活動をしながらバトンを引き継いでいきたいと願っています。

 

お知らせ

食料品等の寄付をおまちしています
お米、乾麺、レトルト食品、缶詰などの食料品、調味料など
よろしくお願いします

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